2014-05-21 第186回国会 衆議院 法務委員会 第18号
遊び型非行と呼ばれる形で、悪い友人に誘われて悪気なくやってしまうということもあろうかというふうに思いますが、家庭の事情によって、家庭に帰りたくないから非行を犯す、そういう方々もいらっしゃるかというふうに思います。
遊び型非行と呼ばれる形で、悪い友人に誘われて悪気なくやってしまうということもあろうかというふうに思いますが、家庭の事情によって、家庭に帰りたくないから非行を犯す、そういう方々もいらっしゃるかというふうに思います。
それから、初発型非行の問題については、十七年は増加の傾向がこれは指摘されておるわけでありますけれども、特に規範意識の問題が重要で、これが薄れてきていることだとか、店舗の防犯対策等がいろいろ指摘されておりますけれども、規範意識の向上のための施策は最も必要だと思いますね。
○政府参考人(片桐裕君) 今御指摘のありました政策評価書の意見の中には、必ずしも効果が上がっていないという分野として、一つは不良行為少年への対応、二つ目には初発型非行防止対策、三つ目には再非行防止対策の三つの分野が挙げられておりまして、これに対する取組を強化するように求められているというふうに承知をいたしております。
特に、最近の少年非行は、それまでに非行を犯したことのない少年が短絡的動機から重大な非行に走る、いわゆるいきなり型非行が目立っておりますが、こうした少年の多くにおいて、重大な非行に至るまでには、喫煙や飲酒などの問題行動があることが指摘されております。
一つは、いきなり型非行と呼ばれる、今までほとんど非行歴のない少年についてです。 実は私も、今までいい子だいい子だ、学級委員もやった、生徒会副会長もやった、そのように言われてきた少年がある朝学校に行く前に台所で包丁を持って母親をめった刺しにしてしまったという事件を担当したことがございます。幾ら調べてもいい子だいい子だという話しか聞こえませんし、本人と会っても本当にそのような印象なんです。
特に、最近の少年非行は、それまでに非行を犯したことのない少年が短絡的動機から重大な非行に走る、いわゆるいきなり型非行が目立っておりますが、こうした少年の多くにおいて、重大な非行に至るまでには喫煙や飲酒などの問題行動があることが指摘されております。
特に、最近の少年非行は、それまでに非行を犯したことのない少年が短絡的動機から重大な非行に走る、いわゆるいきなり型非行が目立っておりますが、こうした少年の多くにおいて、重大な非行に至るまでには、喫煙や飲酒などの問題行動があることが指摘されております。
○福嶋参考人 おっしゃるとおりでありまして、二十年ほど前に遊び型非行というのが非常に多かった時期がありまして、それはそれなりにあの時代の子供たちの変化というものを反映していたと思うんです。 現在は、やはり人の生命といいますか人間の尊厳、他者の尊厳とかあるいは生命の尊重とかいうものが心の中に実感として育っていない子供がふえてきているというふうに思います。
昭和二十五年ぐらいをピークにしたのは生活型非行というふうに言われておりました。生活に困っているので少年が非行に走る。昭和三十年代後半の非行となりますと、今度は反社会型非行だと言われた。昭和五十年代の後半に非常にふえましたけれども、これは遊び型非行だとか初発型非行だとか言われております。 今は、どう言うんですか、非社会型非行。
結局、こういう重大、凶悪な非社会型非行が急増している背景には、やはり我が国社会のさまざまな病理現象が少年を襲っているのではないか。この深刻な現象を直視して、それを取り除くということに、国も政治も経済も社会も、大人社会、これは少年も含めて、徹底して、共同して取り組むことなしに、このような重大犯罪を防止できないのではないかという問題意識からであります。
私は、昨日の衆議院本会議でも、こういう現在の少年非行や重大な凶悪犯罪の分析、非社会型非行、犯罪、それは非常に難しいということから、その背後にやはり社会のさまざまな病理現象が少年を襲っているんじゃないかという立場から、三つの改革を提起したわけであります。 もう時間がありませんから指摘しますと、一つは、学校教育の抜本的改革。
あるいは、動機において、先ほども御指摘がありました非社会型非行でございまして、いわば猟奇的であったり狂気的であった異常な犯罪も、動機がわからないというようなことからしますと、事実認定はいかにしても難しい、私に言わしめるならば、当事者主義でも多分難しいだろう、完全当事者主義でも難しいだろう、私はそう思います。
そして、終戦直後の昭和二十年代には、いわゆる少年非行の主役は生存型非行であった。そして、続く昭和三十年代には、遊び型非行の全盛時代を迎える。そして、これが昭和三十九年をピークとする第二の波を形成した。
最近の少年犯罪の特質は、非社会型非行が急増していることだとの刑事法学者の指摘があります。非社会型非行とは、犯行に対する明瞭な動機を欠き、異常な心理状態のもとで行われる非行と犯罪のことですが、今回の西鉄バスジャック事件や女性殺害事件など、まさに典型的な非社会型犯罪と言わなければなりません。
あるいは遊び型、非行型の登校拒否の場合であれば、テレビを見たり遊び仲間と一緒に過ごしたりすることができるといったようなことがあります。そういう意味で、問題行動をその機能によって分類して、それぞれに応じた対応が必要であると考えられます。 問題行動全体に対する予防ということで考えますと、十ページのように予防の等式というものがございます。
平成三年の少年非行の特徴といたしましては、単純な動機から安易に行われることが多いと考えられる万引き、自転車盗などのいわゆる初発型非行で補導した少年の数が刑法犯少年総数の七〇%以上を占めているということ、それからまた十四歳から十六歳までの低年齢層の少年が刑法犯少年全体の六七・九%を占めておりまして、非行の中心となっているということ、そういったことが特徴として挙げられます。
平成三年中の少年非行に見られる特徴といたしましては、一つは、単純な動機から安易に行われることが多いと考えられます万引き、自転車盗などのいわゆる初発型非行で補導しました少年の数が全体の七割以上を占めているということ。それから、二つ目といたしましては、十四歳から十六歳までの低年齢層の少年が全体の六七・九%を占めて非行の中心となっているということ。
○益原説明員 警察といたしましては、ただいま申し上げましたとおり、少年が刑法犯検挙人員の五〇%以上を占めているということ、それからまた、その大半が万引き、自転車盗などのいわゆる初発型非行であるということを踏まえまして、その非行対策といたしましては、街頭歩道の強化による非行少年等の早期発見と補導、少年相談の充実強化を図っておりますほか、関係機関、団体と連携をいたしまして、非行防止のための広報活動あるいは
犯罪の内容がどうかということになりますると、これは窃盗とかあるいは占有離脱物横領が全体の約八五%を占めておりまして、万引きあるいは放置自転車の乗り逃げ等のいわゆる初発型非行と申しましょうか、これが少年犯罪の大部分を占めているということでございます。
これらの多くは遊び型非行と言われますように一過性の要保護性の強くない軽微な事案でございますので、事件数に示されるほど負担がふえるものではなかろうかと思います。
ところが、ここ最近になりますると、いわば遊び型非行というような従来に全くなかった類型の少年非行の原因が出てきましたし、それから車社会のなせるわざでございまして、少年もいわゆる原動機付自転車あるいは軽四輪、あるいは普通の車、こういうふうに車社会という影響がありましたので、それによって暴走族でありまするとか、全く新しい形態の非行類型が出てきたわけであります。
今の最高裁のお話の初発型非行、僕はこの言葉、好きじゃないけれども、適切な措置がとられれば一過性が大半だと、だから適切な措置がとられれば繰り返さない、その御説明からいきますと、三人に一人がまた繰り返すというのはどこも適切な措置をとっていないという話になりますけれどもね、この数字はどう読んだらいいのかな。警察庁の評価はどうかな。
なぜそう言っておりますかといいますと、実は数年前まで警察には遊び型非行というのがございました。これはある意味では子供は成長過程で問題を起こすということであって、悪い方向へ行くかもしれないけれども、基本的にはもとの成長軸道へ戻ってくる非行だと、こういうとらえ方をしておられたのだろうと思うのです。それを最近では初発型非行というふうに言い直されている。
特に「八〇年代の警察」ですか、この考え方でいきますと、長官おっしゃるように、積極的に警察行政といいますか、警察の権限というものを拡大をしていこうという状況なんですけれども、あの考え方でいきますと、例えば生活水準の向上と「余暇時間の増大も、ギャンブルブームにみられるように、享楽的風潮の高まりをもたらすほか、麻薬、覚せい剤等の薬物の乱用、遊び型非行や少女売春に代表される少年非行の増加を促す」場合がある。